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  • 執筆者の写真: 東京弓弦楽団
    東京弓弦楽団
  • 6月9日
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第六回定期演奏会も目前に迫り、毎回恒例の集中練習会が行われました!


朝から夕方まで長時間の練習、座り通しでお尻が痛くなってしまいましたがチェロや打楽器も加わり、アンサンブルを存分に楽しめた二日間でした。


本日のブログは二胡楽団では「華的存在の高胡」を担当するMさん。

「梁祝」では切ない愛の世界を唄い上げます。



♬♬♬♬♬♬♬♬♬




定演間近の先週末は 土日共終日練習でした。

先生方は指揮に パーカッションも担当してくださるので、大きなシンバルを担いでの登場!

チェロ,ティンパニをお手伝いして下さる方も来てくださり、フルメンバーでの合奏となりました

低音が入るとこんなにも安心感があるんだと改めて実感!


繰り返し弾いていくと ようやくお互いを聴き合って弾けるようになってきたような…

そうすると、音の重なりが幅広くなり 出てくる音楽もどんどん楽しくなるように思います

これも今回のテーマ「愛」 があってこそだと


まだまだ硬かったり 不充分な所が沢山ありますが、残りの時間 精一杯の事をして、当日はたっぷりハーモニーを楽しめるようにしたいなと思います

そして今回は何より体力勝負!!

とり過ぎ と言われても沢山食べよう!っと


裏方でも進行やプログラム等等 諸々担当メンバーが奮闘してくれています

皆さんどうぞ応援よろしくお願いします




♬♬♬♬♬♬♬♬♬♬



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      皆様のお越しをお待ちしております!


 
 
 
  • 執筆者の写真: 東京弓弦楽団
    東京弓弦楽団
  • 5月26日

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6回定演まで一か月を切り、ラストスパートです。


今日は打楽器のKさんも参加しながら仕上げに向けて更に細かい田先生のご指導。音楽は技術の他に気持ちが大切!!それって当たり前のようですが、気持ちを音楽に乗せるのは難しい?まだまだ勉強と修行が足第りないようです。





ブログは中胡の羊子さん!勉強になります^^



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 今日の練習で、田先生は、私たちに是非京劇を聴くようにとおっしゃった。それがきっと演奏に役立つと。中国の伝統的な節回しには、京劇をはじめとした地方の伝統劇の音楽が根底にあって、中国人は幼い時から耳にし、歌っているから、DNAに組み込まれてるかのように、こういう節回しの時はどこにアクセント(強い拍「板ban」と弱い拍「眼yan」の「板」)がくるのか、どこに滑音がくるのか、揺れや微妙な間の取り方など、五線譜には表現しきれない部分、言葉ではなかなか伝えきれない部分がわかるのだそうだ。

 4週間後にせまった東京弓弦楽団第6定演では中国の四大民間伝説の一つ、梁祝(梁山伯と祝英台)を題材としたバイオリンコンチェルトを胡琴で再現するという挑戦をする。この物語は約1700年前には存在が確認されていて、中国の人々に愛され、様々な中国の地方劇の題材となってきた。そのため、フィギュアスケートでも使われる有名な旋律のほかに、伝統的な旋律が度々登場する。この私たちのDNAにはない部分をどこまで補えるのか、アンサンブルとしてどう揃えるのか、なかなかのチャレンジではある。

 練習の帰り道、私の記憶の走馬灯に、2つのシーンが蘇った。香港映画のワンシーンで映画のセットの上で演じられる京劇の一節。鼓板の速い音が途切れて、「ダーィワーンチーン( 大王 請 )」という女形の声から始まるほんの数10秒のかけあい。友人がこのシーンを声真似楽器真似で再現していたので、よく覚えていて、なぜか、それを思い出すと全身でせつなくなる。

これは香港映画「七小福」(1988)の名シーンなのだ。機会があればぜひ見てほしいお勧めの映画だ。1960年代の北京戯劇学院、大衆芸能の主流が演劇から映画、テレビに移行していく時代、幼い頃のジャッキーチェンやユンピョウ、サモハンキンポーら7人の子供たちを導く校長とその弟弟子を描いた映画で、この兄弟子と弟弟子の京劇のかけあいは二人の心情にシンクロする。帰宅後このシーンだけの切り抜き動画を見つけて、また泣いた。

そして二つ目はさらに遡ること10年以上前の高校の教室。漢文の先生が一度だけ、漢文を読み下しではなく、元の中国語の発音で読んでくださったことがあった。漢文の先生というと初老のイメージだが、実はその先生は今の田先生ぐらいの年齢だったように思う。漢文というものを何とか生徒に届けたいと思ってくださったのだろう。節はついていないものの、音もリズムも聞いたことがない響きで、メロディアス、読み下しの漢文とは全然イメージが違って驚いた。同時に、その年齢なりの恥ずかしさで田舎の女子高の木造2階の教室に女の子たちのクスクスが響いていた。

その二つが偶然同じ、運命を悟った項羽が虞美人におくった「垓下の歌」だった。それで私は今でもこの部分を思い出すのかなと思う。

漢文の先生はお元気だろうか。もしお会いできたら、先生の好きな漢文は私のDNAに届きましたよと伝えたい。

願わくば、私たちもいつか誰かに届く演奏ができますように。



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  • 執筆者の写真: 東京弓弦楽団
    東京弓弦楽団
  • 5月12日



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第六回定期演奏会も間近となり、私たちの練習もいよいよ熱を帯びて来ました。

最後の追い込みです。

悔いが残らないよう最後まで頑張ります!!


♬♬♬♬♬♬♬♬


本日のブログは中胡のちょこさん。

このお方、楽団を低音で支える縁の下の力持ち!

中胡の甘くて渋い響き、定演ではお聞き逃しなく!是非お楽しみください。




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ある時楽団のOさんが私に

「ちょこさん、白髪増えたね。」と笑いながら😆


しみじみ胸に迫った。白髪はまるで楽団の歴史のような??😊今年で楽団発足8年目。ひたすらなりふり構わず走ってきた気がする。お互い戦友みたいな感じ。発足当時はまだ50代のアラカンだった。気がつくとその次の世代になっていた(アラカンの次は?)。歳には抗えず、楽譜は見辛く新しい曲にはなかなか慣れない。


第6回定演まであと1ヶ月と少し。この辺で今までの定演を振り返ってみましょうか?


第1回定期演奏会 2018年9月16日、発足間も無く団員を増やすためにとりあえずやりましょうと言うことで、たまたま空いていた新宿文化センターにて。この時は伴奏はピアノ、先生も一緒に弾いてくれました。テーマもなし。


第2回定期演奏会 2020年3月江東区文化センターで予定していましたが、コロナ蔓延のため8月にカメリアホールに延期するも、一向に収まるようすはなく、無観客開催。この回から田宇先生の考えで定演のテーマを定めることに。この時は「中国四大文学」、両先生は指揮と打楽器のみ、伴奏はなし。私たちは自立を余儀なくされました。


第3回定期演奏会 2021年11月品川区荏原ひらつかホールで。まだまだコロナに翻弄されるもなんとか開催できました。この時のテーマは「アイラブ台湾」。その名の通り全て台湾に縁のある曲。


第4回定期演奏会 2022年12月18日に埼玉会館ホールで予定するも感染者が出たために延期。


2023年4月15日江戸川区総合文化センターで、延期していた第4回定期演奏会を仕切り直して開催。テーマは「武功天下 仁者無敵」(武術の世界では人徳を備えた者は敵なしと言う意味)、中国の人にとってはテレビやドラマなどでお馴染みの曲ばかりでした。


第5回定期演奏会 1月12日埼玉会館ホール。テーマは「東洋の民族風情」。中国笛やフルス、サンシンのゲストさんに参加していただきました。


そして

第6回定期演奏会 今回のテーマは「愛」です。いろいろな愛の形の曲、そしてその愛の究極とも言える中国の大曲にも挑戦します。まだまだ実力は伴いませんが、この挑戦こそ楽団がステップアップするチャンスと踏まえて、その成長をみなさまに見届けていただきたいと願うばかりです。


6月21日江戸川区総合文化センターでお待ちしています。








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テーマは愛!

 
 
 
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